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障がいある子ども達の為のシステム

明細情報

※ アメリカは、日本とは違い、各州やカウンティー、市町村によって福祉や教育のシステム、プログラム、担当部署名などが違ったりします。 ここで提供する情報はその一部に過ぎません。各地での詳しい情報は、直接その地区の専門機関に問い合わせ、確認が必要です

◆◆ 渡米前準備     

渡米後、病院や専門機関に相談に行ったり、幼稚園や学校へ通う場合

あると役立つ書類

以下の書類がそろっていると、手続きなどが円滑に行われやすい。


① 母子健康手帳
② 予防接種歴

③ 病歴を記録したもの。英語訳しておく。
③ 学校へ通っている場合、学校の在学証明書と成績証明書の英語訳
④ 専門家や医師の診断書があれば、英語訳しておく。

引っ越し先の専門門機関の所在地を確認

日本にいる間に、評判の良い専門機関や幼稚園、学校の所在地を調べておくと、住居を決めるときに役に立つ。

◆◆到着後の手配

到着後、引っ越し先の相談機関に問合せをする。

相談機関  

・教育局 (英語名は場所によって異なるがだいたい以下の通り)
・School District
・Education Office
・Board Of Education(BOE )

・専門科がある病院  (英語名は場所によって異なるがだいたい以下の通り)
・Regional Center(リージョナルセンター)
・Child Find office
・Child Development Center
・Developmental Disabilities Center等

・担当名 (地域によって名称が異なる)  
・Special-education、 

・Special Children's Health Services その他


◇ 探し方

・電話ならイエローページの「public school 公立学校」の項目で調べる。
・ホームページならカウンティー名や市町村名と、上記の相談機関名などから検索。
    メールで問合せが可能の場合もある。
・どうしてもわからないときは、0歳から5歳までは National Information Center for Children and Youth with  Disabilities(NICHCY) 
     フリーダイヤル  1-800-695-0285 (Voice/TT)に問い合わせる。(英語)

※ 入学などの手続きは、渡米後、現地に行ってからスタートになる。日本で事前に入学手続きはできない。これは、現地のスタッフが、本人や親に直接会って、詳しい情報を得てから方針を決定するため


◆◆  障害児をサポートするプログラム

親と専門家がひとつチームになって子どもの療育プログラムを実施



専門機関と連絡が取れると、Multidisciplinary Evaluationというプログラムが開始されます。これは、異なった専門分野を持つ人たちがチームを組んで、専門知識を駆使し、子どもの障害に応じて、長所や特質をみきわめ、必要とするプログラムを決定するために行われます。検査は、観察、テスト、インタビュー、どんな遊び方をするのか、チェックリストなど、さまざまな方法が使われます。専門家は、児童心理専門家、言語療法士、作業療法士、学校の保健婦、学校の先生など、子どもの症状に応じて適任者が選ばれます。

個別教育計画の手順

個別教育計画は、大まかに以下の手順で行われます。ただし、地域や状況によって内容が異ります。

1)特殊プログラムが必要か、どんなプランが必要か評価を出すため問診に答えたり、検査を受ける。
2) 検査の結果を検討した専門家チームから説明を受け 、今後の方針について検討する。
3)個別指導プランを作成する。     
4)実施機関や指導員などを決定する。
5)一定の期間後、プログラムがうまく機能しているか、専門チームで検討するミーティングに参加する。
6)年度末にそれまでの内容についてチームと評価を行う

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複数専門家による評価

 評価を出すための問診や検査  evaluation (評価)

子どもの能力や、突出したところ、弱い部分などについてて評価を出すために、複数の専門家や教師が、かなりの時間をかけて、たくさんのインタビューや検査を実施します。検査は、子どもの負担を減らすため、数日間に分けて行われます。

問診表 

・検査をする前に郵送されてきたり、検査当日に渡されたりする。
・内容: 妊娠期間、妊娠中の異常の有無、出生時の状況、これまでの発達歴、これまでにかかった病気、アレルギーの有無、何ができて何ができないかなど。母子健康手帳がかなり役に立つ。
検査

子どもの様子や機関の方針よって、専門施設や学校、家庭で行われる。家庭で行う場合は、必要な機材を持ってきてくれる。各検査は、それぞれ1時間から1時間半ほどかかる。検査は、子どもと遊びながら、または、マジックミラーのあるプレイルームで、作業療法士が子どもをあそばせている様子を観察したり、保護者に質問したりして行われる。

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専門家は例えば・・・

audiologist  聴覚療法士
bilingual program aide   通訳など
child psychiatrist. 小児精神分析医   
初期の診断にかかわり、治療法や行動や感情の抑制、社会性について助言する。
developmental pediatrician  発達小児科医   
発達遅滞や障害のある子どもの健康にかかわる。
neurologist      神経科医、神経内科医
neurodevelopmental   pediatricians  神経発達小児科医
nurse Psychotherapist  心理看護士 
神経性疾患専門の看護トレーニングを受けた正看護士
occupational therapist (OP) 作業療法士
 服を着たり、食事したりなど、身の回りのことを自分でできるよう助ける。
physical therapist 理学療法士 
基本動作や運動能力 を発達させることにかかわる。
Psychiatrist  精神科医、精神分析医
psychologist, 心理学者
reading Clinician 識読に関する診断や療法などを行う専門家
social worker ソーシャルワーカー 
 助言や、指導、事務的なアレンジを行う
special educator 養護教師
 speech/language pathologist ( SLP) 言語療法士  
話すことや言語によるコミュニケーションの発達にかかわる


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検査の結果を検討した専門家チームから説明を受け、今後の方針について検討する。

検査によって、子どもの現在の発達レベル(認知、スピーチ/言語、心理社会、運動能力、自助力)などについて結果がでます。親は、専門家と、特殊教育を受けるかどうかを確認し、今後の方針について話し合います。

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IEP=Individual Education Plan 個別指導プランを作成する。
           (3歳以上に適用される)

 *0歳から3歳まではIFSP = Individualized Family Service Plan 個別家族サービスプラン)


IEPは、子どもの必要性に応じて、目標に向かって前進できるよう手順や方法を書いた計画書のことで、親と専門家スタッフがいっしょに作り上げます。

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● IEPミーティングに参加する前の心の準備

・事前に家族としての意見をノートにまとめておく。短期的展望、長期的展望、期待する成果、子どもをどう育てたいのか、何をして欲しいのか、何をして欲しくないのかなどを具体的に書く。

・受身に回るのではなく、積極的に親の方針を伝える。わからないことがあれば、どんどん質問する。

・納得がいかないことは、一度家に帰ってからよく考えてみる。その場で、即答する必要はない。

・いつも冷静であることを意識する。チームメンバーとは、長い付き合いになるかもしれないので、気持ちよく接することができるようにする。

・年度末に、目標に対しどこまで達成できたか確認する。そのときのために家庭用の記録を残しておくと役立つ。

・子どもは最善のプログラムを受ける権利があること、子どもについて一番良く知っているのは親であることを決して忘れない。

・プログラムを実施するための機関や担当スタッフ、学校までの通学バス利用などを決定する。

● プログラム開始後
親とスタッフは、IEPへの記入を行いながら、プログラムがうまく機能しているか日々確認する。また、一定期間ごとにミーティングを開いて、プログラムの進行状況について検討する。

年度末に、ミーティングを開き、プランがうまく進行したか確認をする。

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0歳から2歳までのプログラム Early Intervention

0歳以上2歳以下は、法律によって、早期発見、早期療育(Early Intervention)のプログラムを受けることができます。

子どもと家族は必要な療育を受けるため、専門家とともにチームを組み、具体的な年間療育計画書を作成します。これは、個別家族サービスプラン(IFSP= Individualized
Family Service Plan)と呼ばれています。3歳以上の個別教育プランIEP  =Individual Education Plan と、内容やほぼ同じですが、家族へのサポートなどは、IFSP独特のサービスになります



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