| 明細情報 |
● インターナショナル ディスレクレシア 協会 のサイトから
http://www.interdys.org/index.jsp
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■ 多感覚教授法とは?
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多感覚教授法とは、視覚や聴覚、触覚を刺激し、記憶力や学習力を強化することです。視覚(見たり)、聴覚(聞いたり)、触覚(触ったり)は、読み書きを学ぶ際に、常に互いに関連しあっています。
IDAの先駆者でオートン ディスレクシア協会の元会長のマーガレット・ ビアード・ロウソンは、こう述べています。
「ディスレクシアの生徒が、授業中にスタッフから言語を学ぶためには、一般とは異なったアプローチが必要だ。生徒は、言葉の基礎要素である音声や字を学んだり、どうやってそれを一緒にしたり、ばらばらにするのかといったことを、ゆっくり、かつ徹底的に教わる必要がある。
意識して言葉を系統化したり、学んだことを記憶するには、手や目、耳、声を同時にうまく機能させることが必要で、そのためには、たくさんの練習を積まなければならない。」
多感覚教授法では、教師は生徒に、表記されたシンボルと音声を結びつけるよう指導します。
生徒は、音声とシンボルを結びつける一方、文字(単独であったり複数であったりする)が形作られるさいの感触も学んでいきます。
生徒は、新しい文字やパターン、たとえば、s や th を学ぶとき、それに結びつく音を声に出し、同時に注意を払いながら字を写し取ったり、コピーしたり、書いたりします。音声は、教師が出し、文字の名前は生徒が書いていきます。
このようなパターンを使うことで、生徒は読んだり文字を書き取ったり、文章を書いたりできるようになります。
学習では、日常に良く使われる単語を覚えたり、記憶術や、字の上に薄い紙を載せて書き写す方法や、発音から字を書く方法などをがありますが、こういったことを単独で使うよりも、3つの感覚を駆使しながら活用することのほうが重要と言えます。
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■ 多感覚教授法は、いつどこで
ディスレクシアの子どもたちに使われ始めたのですか?
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1920年半ばに、アイオワ州のメンタルヘルス 巡回クリニックに勤めていたサミュエル・トレイ・オートン博士とその研究員によって、多感覚教授法は使われ始めました。
オートン博士は、グレイス・フェルナンドと、ヘレン・ケラーが記した触感法に影響を受けました。
博士は、視覚と聴覚の間のつながりを強化する触感教授法により、例えば、読み書きの際に起こりやすい逆さ文字や、単語の中の字の順序変換などを正すことができるとアドバイスしています。
例えば、b と d を書き間違えてしまう生徒には、それぞれ決められた異なる書き順で書くよう指導します。例えば、bを書くときには、まず縦線を引いてから丸を書くようにさせ、d のときには、先に丸を書いてから縦線を書かせます。
1936年に、アンナ・グリングハムとベッシー・スティルマンは、オートン博士の理論の基づき、アルファベット方式のための指導書を作成しました。これは、音(韻)と、単語の中の意味のある部分(接頭語や接尾語、語幹といった意味を持つ最小限の言語単位)と、スペリングの一般的な規則といった書き言葉の構造教授法と、多感覚教授法を組み合わせたものです。
オートンーグリングハム アプローチとは、オートン博士とグリンハムさん、そして、その研究員らが打ち立てた構造的で連続的な多感覚教授法です。
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■ 多感覚教授法の理論的裏づけになるものは何ですか?
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ディスレクシアの子どもたちは、聴覚や視覚の処理能力が弱いといえます。言葉の中にある音が、どのような役割を果たしているのかを理解する力が弱いのです。
たとえば、言葉に抑揚をつけたり、言葉を作るために音を混ぜ合わせたり、言葉をいくつかの音節に分けることに困難があります。また、日常で頻繁に使われる言葉を捉えることが難しいかもしれません。
小学校低学年になれば、頻繁に使われる言葉なら、簡単に学べるはずだと誰もが思いがちですが、以上のような理由で、ディスレクシアの子どもたちは実は、なかなか上手に学ぶことができないのです。
また、一般にこのような子どもたちは、アルファベット順になっているものや、アルファベットのシステム自体、学びがたいのです。
ですが、多感覚法を学べば、子どもたちは、3つの感覚を駆使してアルファベットのパターンや言葉を学びやすくなります。
オートン博士は、音声と文字の間の関係を理解できる年齢になる前に、その基本的なつながりを教えることは、どの年齢の子どもにとっても役立つと
アドバイスしています。
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■ 多感覚法が、確かな教授法であるという確固とした証拠はありますか?
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多感覚教授法を支持する動きが増えています。最近の研究では、「全国子どもの健康と人間発達研究所(NICHD)」で、ディスレクシアの子どものための明確化された構造言語教授法の有効性が注目を浴びています。
それによると、構造的、連続的、多感覚的構造言語教授法と、音韻認知のトレーニングを受けた子どもたちは、符号化技術を使うことで大きな効果を上げているとされています。
(多感覚教授法とは、文字と音声の関係、音節パターン、言葉の中の意味のある部分を、直接的に明確に使った教授法です。)
IDAは、マーシア・k・ヘンリー博士に協力いただいたことに感謝を表します。
・・・ この翻訳は、インターナショナル ディスレクシア 協会の許可に基づき作成されています。











